日本版iPhoneがソフトバンクから | Gadget Diary

日本版iPhoneがソフトバンクから

想像していたよりあまり話題になっていませんね。メディアでの扱いが少ないのは、ソフトバンクのプレスリリース以上のことは想像するしかないという事情なのかもしれません。ただ、iPhoneが海外で受けたのは、その時点で発売されていた一般的な携帯電話よりはるかに多機能だったことと、斬新なUIが注目されてのことだったと思います。


しかし、「今年中に日本で発売」となると、事情は変わってきます。まず、日本では一般的な携帯電話でも、iPhoneと同等の機能をもっているものが多いこと。アメリカのAppleのウェブサイトで確認しましたが、iPhoneでないと無理と思われる機能は、UI以外はほとんどありません。Widgetは便利そうですが、日本の携帯電話でもアプリの導入で対応はできそうです。逆に、日本の携帯電話にあって、iPhoneにないものは、FeliCa、GPSなどです(現時点での予想)。個人によって何が必要かは違いますが、個人的にはFeliCa機能なしの携帯電話は今後使う気になりません。また、文字入力についてはどのように日本語対応させるのかが問題ですね。テンキーを使用しての予測変換機能がかなり進歩した日本の携帯電話に慣れた人からは不満が出そうです。


てなわけで、iPhoneの優位性が少ない現在の日本で、どの程度の需要が見込めるのか疑問ですね。個人的には、DoCoMoのSH906iに注目しています。2軸回転タッチパネル式であればテンキーとの共存が可能です。


まあ、発売時期と価格、どの程度まで日本向けローカライズが施されているのかなど、注目点は多くあります。近日発表でしょうかね。